からむしを績む

IMG_5450 F0DF744D-5113-4B79-8A6A-1A9AFE5736D3「からむしを績む」
KYOTO exhibition:からむしの布編纂室

福島県会津地方の山深くにその村はあります。穏やかな風景、穏やかな気質、穏やかな時間があります。そうして、それらに促されるように、日々の生活のなかで、植物から糸を績み、布を織る営みを手がけるひとたちがいます。村の名前は昭和村、植物は「からむし」といいます。小さな村の小さな営みですが、一枚一枚の布は、他の何ものにもない、かけがえのなさに満ちています。宿されたその気配を伝えたく、一冊の本をつくりました。このたびの展覧会では関連する写真や言葉、道具を展示します。本とともに、ひとりでも多くの方と昭和村のからむしに託されてきた世界を共有できたらうれしいです。


言葉 鞍田崇
写真 田村尚子
物  渡し舟

2021.07.23-27
12.00-18.00 *7/24は16時まで
かみ添 @kamisoe_kyoto

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糸巻

鞍馬口通り「かみ添」のお迎えに西陣織の工房があります。トラックに色々な道具が詰め込まれており(捨てられていく道具、、、)その中から「糸巻」を頂きました。この重量感。紙と木と鉄はよくあいます。

鯰と鰻

祇園花見小路にある元お茶屋 津田楼。家紋はナマズとウナギからなる二巴。ユーモアたっぷりでかわいらしい巴紋です。版木から準備しオリジナルのペーパーアイテムを制作しました。全ての和紙にまず薄金で化粧(具引)をし胡粉で摺る。落ち着いた仕上げですが、灯りが反射すると表情が大きく変わります。津田楼さんだけでのお取り扱いになるので、京都へ起こしの際は是非お立ち寄りください。(建仁寺北側、歌舞練場西側です)

先日、津田楼文化SALONにて黒川雅之氏による講演会。

・曖昧な中間領域が美しい

「雲母の反射」「たらし込み」「手染めの刷毛後」それと「間仕切り」って正にそういう物だ。とても面白い講演会でした。

わらび餅 茶楽

わらび餅 茶楽「かみ添」お隣のいわずと知れた有名店。ただいま改装中で、明日6月27日(日)より営業再開です。

漆喰の壁
ベンガラ、柿渋の格子
銅雨樋

天袋に「かみ添」の紙。柿渋染めした鳥の子に金を上染め。地の柿渋は変化していくが上の金の反射は変わらず。
ちょっと変わった仕上げです。「この色でいいですか?」「店舗内は蛍光灯なので少しくすみますよ。」「建具縁の色暗いので、明るめにしましょう。」と話しながら制作。こういう仕事のあり方、なんかホッとします。後でエアコン室外機は隠れるらしい。羨ましいです。

やつがしら

白磁にのせた「やつがしら」。さといもです。根っこっぷりと土っぷりにやられました。不安定さがたまりません。

工芸科学研究科

京都工芸繊維大学 工芸科学研究科 デザイン科学専攻の学生10名。タイ人、モンゴル人もいてなかなか楽しそうな集まりです。あるプロジェクトのお手伝いをすることになり、しばらく学生さんとの時間が続きそうです。(こういう仕事大歓迎です!)9月、韓国(ソウル)での展覧会がすでに決まっており後は時間との勝負。何かを教えるのではなく、学生のアイデアをどうしたら形にできるかを考えます。こちらの脳も柔軟にしようと思う。

苔庭

表具の職人と現場に入ったり、展覧会を見に行ったりし仕立て方に関してあーでもない、こーでもないと
話をする機会が多く大変刺激を受けます。特に紙の扱いに関して話をするとさすが表具師と関心します。ベースは雲母引地。フワフワした毛並みは「紙の繊維」です。「食裂き」です。一目みたら触らずにはいられません。良く似た素材はたくさんありますが「紙の毛」です。紙は丁寧に扱うとそれ以上のものを返してくれます。東福寺の苔の市松が見える部屋にこの仕上げの襖が入ったら面白いだろうな、、、。と考えずにはいられません

profile

嘉戸浩
1998年京都嵯峨美術短期大学専攻科プロダクトデザイン学科卒業
2002年サンフランシスコ私立アカデミー総合芸術大学 グラフィックデザイン科卒業
卒業後ニューヨークへ移り、雑誌社でインターンシップ、アートプロダクションを経験すると同時に、
幾つかのデザイン事務所でフリーランスデザイナーとして活動。
帰国後、唐紙の老舗工房に入る。

2009年独立、同年9月ショップ兼工房「かみ添」を職人の街京都西陣にオープン。

Ko Kado

1998 Graduated from Saga Art University, Kyoto
Majored in Product Design
2001 Graduated from Academy of Art University, SF
Majored in Graphic Design
Moved to New York start my carrer as Graphic designer.
After coming back to Kyoto, I became craftsman of woodblock print that is basic technic of printing.
After training for 5 years, I started my own studio.

I make papers for interior use such as Fusuma (sliding doors) wallpapers.
I also make papers for stationery such as letters, envelopes and postcards.