profile

嘉戸浩
1998年京都嵯峨美術短期大学専攻科プロダクトデザイン学科卒業
2001年サンフランシスコ私立アカデミー総合芸術大学 グラフィックデザイン科卒業
卒業後ニューヨークへ移り、雑誌社でインターンシップ、アートプロダクションを経験すると同時に、
幾つかのデザイン事務所でフリーランスデザイナーとして活動。
帰国後、唐紙の老舗工房に入る。
2009年独立、同年9月ショップ兼工房「かみ添」を職人の街京都西陣にオープン。 

Ko Kado

1998 Graduated from Saga Art University, Kyoto
Majored in Product Design
2001 Graduated from Academy of Art University, SF
Majored in Graphic Design
Moved to New York start my carrer as Graphic designer.
After coming back to Kyoto, I became craftsman of woodblock print that is basic technic of printing.
After training for 5 years, I started my own studio.

I make papers for interior use such as Fusuma (sliding doors) wallpapers.
I also make papers for stationery such as letters, envelopes and postcards.

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柿渋

柿渋染め。1Fは土間で涼しく仕事にはもってこい、けど濃度の濃い渋を使うので匂いが充満する。2Fは蒸せるような暑さ、クーラーをいれたいけどクーラーをいれると直ぐ乾き、紙がパリパリになる。2F工房で、部屋中ムンムン柿渋の匂いをさせての仕事。この匂いを嫌がる人が多いけど、自分は大丈夫。柿渋の匂いは全然大丈夫。(ちなみに漆もかぶれない、天然素材を扱う仕事は実は天職?)先斗町、割烹料理屋の屏風の張り替えです。少し工夫をした「染」なので納まり見るのが今から楽しみです。

紙屋巡り

先日の打ち合わせの流れでお客様と京都めぐり。

老舗の旅館、
老舗の紙屋、
祇園の紙屋、
祇園のギャラリー、
誰もが知ってる本屋、
スウェーデンの建築家が立てたcafeへ行きました。一緒に居るだけでとても楽しい。単純に楽しい。明日から直島へ行かれるらしい。大先輩なお客様、お話の中で、セルジュ・ゲンズブールは〜スーザン・ソンダクは〜ラース・フォン・トリアーは〜などなどお客さまの話にのめり込む一日でした。無理をしてでもパリへ行くべきか、、、。

紙の強さと繊細さ

雲母引の鳥の子。和紙独特(雲母地)の優しさを少しなくした、力強い仕上がりです。とうてい紙には見えないです。(いいのか悪いのかは別として)紙口の陰(実は陰ではない)力強さとは

紙の厚み、
グリッドの正確さ、
細かな処理の精密さです。

是非実物を見てほしい。これは空間を選ばないだろう。空間、人を選ばない化粧を考えたいです。

HP


ホームページができました。
写真はサンフランシスコの大学の同級生Tomoko Kawai さんにとってもらいました。
HP下にphoto galleryがあり、ほんの少しですが施工例をご覧いただけます。

サクラダ・ファミリア

外尾悦郎「ガウディと未来」@ 京都嵯峨芸術大学母校です。こんな機会はめったにないと、予定急遽変更し嵐山へ。京都にはたくさんの芸術大学があり、東にある学校は活発ですが西に位置する嵯峨芸術大学はさすがに渋いです。(良い意味で)サクラダ・ファミリア聖堂 主任彫刻家

・今作っているサクラダ・ファミリアはガウディのサクラダ・ファミリアではない
・ガウディを見るのではなく、ガウディの見ていた方向を見る
・使えば使うほど出てくるエネルギー
・疑問のない答えは意味がない

講義室から出られる時「握手」をしました。重くて強い。自分の手とは対照的でした。11月に2回目開催予定とのこと。もちろん聞きにいきます。

フスマ

東京、飲食店、和室入口戸襖。墨染、小判張り。光道コントロール可能な照明が使われるらしく襖が納まっ「空間」としての仕上がりが楽しみです。襖になって、灯りがあたり、人にみられ、触られて、” 使われて “やっと完成です。一材料のようで、完全別注。製品でもなければ作品でもない「かみ添」の紙が色々な場所に納まっていくのは感動です。ありがたい。設計士さんと仕様を決め、表具師さんに張ってもらう。自分の仕事は「カミ」に化粧をする事です。


工房へ行く途中にある町屋。
竹暖簾が素敵過ぎて。

「細竹」涼しい。

ご案内

お客様からのご案内。NHK あしたをつかめ~平成若者仕事図鑑「かみ添」で扱わせて頂いている出西窯の職人さん、「陶工」の仕事が紹介されます。今日(7月9日 19:30〜)です。

毎度の事ですが、「暮らしに寄り添う」三谷龍二 @ 総合地球環境学研究所「もっと単純な仕方で、僕たちは生きていける。」化粧をした紙は贅沢なものなのかもしれませんね。

若手職人

午前中、hanako east の取材。京都の若手職人特集。作り手の次の世代、もう一歩上前に進みたい。8月発売予定です。

一緒に造る

墨と金。風呂先になります。お茶の先生からのご注文です。「選ぶ」というより「一緒に造る」そういうスタンスでいたいと思います。お客さまの特別な紙を造ります。

糸巻

鞍馬口通り「かみ添」のお迎えに西陣織の工房があります。トラックに色々な道具が詰め込まれており(捨てられていく道具、、、)その中から「糸巻」を頂きました。この重量感。紙と木と鉄はよくあいます。

鯰と鰻

祇園花見小路にある元お茶屋 津田楼。家紋はナマズとウナギからなる二巴。ユーモアたっぷりでかわいらしい巴紋です。版木から準備しオリジナルのペーパーアイテムを制作しました。全ての和紙にまず薄金で化粧(具引)をし胡粉で摺る。落ち着いた仕上げですが、灯りが反射すると表情が大きく変わります。津田楼さんだけでのお取り扱いになるので、京都へ起こしの際は是非お立ち寄りください。(建仁寺北側、歌舞練場西側です)

先日、津田楼文化SALONにて黒川雅之氏による講演会。

・曖昧な中間領域が美しい

「雲母の反射」「たらし込み」「手染めの刷毛後」それと「間仕切り」って正にそういう物だ。とても面白い講演会でした。