ototsure

IMG_9972 IMG_9984I made special papers for AKIRA UCHIDA exhibition.

Reverberation
Vibrations
Overtone

コメントはまだありません

現在、コメントフォームは閉鎖中です。

三分筋

京都市内、住宅和室襖。

9mmの筋、これこそ本当の三分筋です。三分筋一本(小判一枚に対してなので襖になると九本入ります。)利休鼠色地に共色雲母。縁が入ると大きく変わるので、これは仕立てがとても楽しみです。この線一本を古典技術で摺る。とても贅沢だなと思います。

The Mingei

京都市内の紙屋さん。「この前掃除してたら面白いもん出てきたし今度持ってくるわー。好きそうやし。」どんっ、と持ってこられたのは The Mingei(民藝)10冊ほど。昭和34〜41年発行、70円。全て下さいました。パラパラっとめくったら、第一章直ぐに柳 宗悦氏の文章。

・台湾の織物
・不思議な朝鮮民画

・エチオピア紀行
・ルーマニアのイコンについて

などなど面白すぎる内容です。ありがたい。しっかり勉強しよう。

定休日変更のお知らせ

8月より月曜定休に変わります。
よろしくお願いいたします。

大徳寺、 興臨院

大徳寺、 興臨院へ。初めてのお茶です。表千家です。お稽古には通っていないので、恥ずかしさでいっぱいでしたが、あえてその緊張感を思い切り楽しんでやろうと。観察しまくりました。しかしながら前日の母親からの簡単な指導のおかげで、お茶は楽しく、おいしく頂けました。是非次回も参加したい。

さて僕が見るのはやはり襖や屏風。襖は千家桐(鳥の子に雲母)よく見る「五七の桐」より細身で少し尖っています。
間(余白)も広い。間違いのない、とても美しい襖です。なんだかんだで雲母が一番。引手は焼き物で柄は五七の桐。
かわいらしい、丸まった形でした。で、風呂先屏風。パッと見てなにか全く解らない柄、よーくみると霞。なるほど。反対の面は変形の三角が大胆に散らばっていた。檀紙に金箔押。地は砂子。何かなと訪ねたら、鱗鶴(うろこづる)。なるほどなるほど。ここまで簡素化しても鱗鶴とよんでもいいのか。さすがお茶の世界。これはとても自分好みで自分にも何か作れそうな、アイデアを頂きました。お茶に呼ばれたり、英語で打ち合わせをしたり、適度な緊張感を保ち仕事に打ち込むとスッキリします。

ポチ袋の原型

たくさんのお客様から「ポチ袋はありますか?」と聞かれます。紙屋で、しかもちょっと変わった紙屋なのに「ポチ袋がない」とは情けない。実は今まで何度が作っていたのですが、微妙な形の変更やなんやで中断しており、それなら新しく型を作ろうと言う事で、型を作ってもらいました。結局よくある形に落ち着きました。実は今まで何度が作っていたのですが、微妙な形の変更やなんやで中断しており、それなら新しく型を作ろうと言う事で、型を作ってもらいました。結局よくある形に落ち着きました。写真は「金化粧」したポチの開き。これに、薄胡粉(白)をのせるとそれは奇麗でしょう。もしくは薄浅葱を薄ーくのせるとそれはそれは奇麗でしょう。ちょっとギラっとしすぎてはいますが、お祝いとしては良いのかも。

京都三条界隈

火曜定休日が実は一番忙しい。月一必ずお越し下さるお客様からお誘い頂いて室町の呉服屋さんへ。着物、帯の美しいこと。設えがまた。その足で、紫野和久傳 堺町店。入口側のバックヤードの建具意匠が目にとまり入店。色んな建具を見たけど、外で「重ね」「十字」があんなに奇麗なのは初めてでした。南に下り、イノダを越え、未草(ひつじぐさ)へ。あの「石」が、、、。素敵すぎた。

柿渋

柿渋染め。1Fは土間で涼しく仕事にはもってこい、けど濃度の濃い渋を使うので匂いが充満する。2Fは蒸せるような暑さ、クーラーをいれたいけどクーラーをいれると直ぐ乾き、紙がパリパリになる。2F工房で、部屋中ムンムン柿渋の匂いをさせての仕事。この匂いを嫌がる人が多いけど、自分は大丈夫。柿渋の匂いは全然大丈夫。(ちなみに漆もかぶれない、天然素材を扱う仕事は実は天職?)先斗町、割烹料理屋の屏風の張り替えです。少し工夫をした「染」なので納まり見るのが今から楽しみです。

紙屋巡り

先日の打ち合わせの流れでお客様と京都めぐり。

老舗の旅館、
老舗の紙屋、
祇園の紙屋、
祇園のギャラリー、
誰もが知ってる本屋、
スウェーデンの建築家が立てたcafeへ行きました。一緒に居るだけでとても楽しい。単純に楽しい。明日から直島へ行かれるらしい。大先輩なお客様、お話の中で、セルジュ・ゲンズブールは〜スーザン・ソンダクは〜ラース・フォン・トリアーは〜などなどお客さまの話にのめり込む一日でした。無理をしてでもパリへ行くべきか、、、。

紙の強さと繊細さ

雲母引の鳥の子。和紙独特(雲母地)の優しさを少しなくした、力強い仕上がりです。とうてい紙には見えないです。(いいのか悪いのかは別として)紙口の陰(実は陰ではない)力強さとは

紙の厚み、
グリッドの正確さ、
細かな処理の精密さです。

是非実物を見てほしい。これは空間を選ばないだろう。空間、人を選ばない化粧を考えたいです。

HP


ホームページができました。
写真はサンフランシスコの大学の同級生Tomoko Kawai さんにとってもらいました。
HP下にphoto galleryがあり、ほんの少しですが施工例をご覧いただけます。

サクラダ・ファミリア

外尾悦郎「ガウディと未来」@ 京都嵯峨芸術大学母校です。こんな機会はめったにないと、予定急遽変更し嵐山へ。京都にはたくさんの芸術大学があり、東にある学校は活発ですが西に位置する嵯峨芸術大学はさすがに渋いです。(良い意味で)サクラダ・ファミリア聖堂 主任彫刻家

・今作っているサクラダ・ファミリアはガウディのサクラダ・ファミリアではない
・ガウディを見るのではなく、ガウディの見ていた方向を見る
・使えば使うほど出てくるエネルギー
・疑問のない答えは意味がない

講義室から出られる時「握手」をしました。重くて強い。自分の手とは対照的でした。11月に2回目開催予定とのこと。もちろん聞きにいきます。

フスマ

東京、飲食店、和室入口戸襖。墨染、小判張り。光道コントロール可能な照明が使われるらしく襖が納まっ「空間」としての仕上がりが楽しみです。襖になって、灯りがあたり、人にみられ、触られて、” 使われて “やっと完成です。一材料のようで、完全別注。製品でもなければ作品でもない「かみ添」の紙が色々な場所に納まっていくのは感動です。ありがたい。設計士さんと仕様を決め、表具師さんに張ってもらう。自分の仕事は「カミ」に化粧をする事です。