越前02

越前和紙 : 人間国宝 九代目 岩野市兵衛さんの工房へ。・もっともっと越前和紙の事を知ってほしい。・自分の技術なんてまだまだ。(市兵衛さん語録)・原料を足した後、同じ厚さに漉くのが一番難しい。・Nikonのシャッター音が好き。(Canonは軽すぎるらしい)市兵衛さんの生漉奉書。美しいの一言。漉き上がり直後の和紙の重なりの断片を見るだけで興奮します。100%楮紙。これもなかなか手を入れるのは難しいです。

越前01


福井県越前市へ。言わずとしれた和紙の産地です。今回はあるプロジェクトの打ち合わせの為、幾つかの漉き場を廻りました。「自分が扱う素材を知る事。」とても重要です。(当たり前ですが)手間ひまをかけて漉きあげられた和紙に「化粧」をする。結構な仕事です。和紙(かみ)があっての仕事です。

はやくこのプロジェクトのお知らせをしたい!
近々お伝えできるのでお楽しみに。

日常に豊かさを添える

株式会社マガジンハウス発行
Hanako east No978

p.28「京の逸品」にて紹介されています。写真が大きく1ページ。和紙の耳(喰裂)雲母の流れ(たらし込)の和わらかな雰囲気まで解ります。素敵です。

京都市北区住宅、和室の戸襖。2枚とも同じ戸襖です。角度の違い、反射の違いで雲母が浮かび上がります。

江戸時代、朝の日、昼の日、夕の日、月の灯、に反射した雲母の表情を見て、だいたいの時間を把握していたにちがいない。

パリ03



パリへ商品発送後も幾度かのやり取りが続き、話をしていると色々思い出します。3年前、唐長の展覧会の為ロンドンへ行き、展覧会後、ユロスターでパリへ。(その日はWaterLooからの発着の最終日でした)数ヶ月前、唐長へ行き、11代目当主、11代目内とお話し帰り際、当時の事を思い出しロンドン、パリの話で盛上がりました。「とった写真、CD-Rに焼いて送るよ」と仰って下り、数日後、直ぐに送って下さいました。何百枚もある写真をランダムに見ているとたくさんの事を思い出します。キラキラぶりが尋常じゃない老舗デパート。たぶんもう二度と泊まれないだろうホテル。subwayに乗らず、街中を歩く。まるで映画の中のようなレストラン。全てが素晴らしい経験で、忘れられない思い出です。しっかり身になっています。次のステップへしっかり行動しよう。※添付写真は自分で撮った物です。

紙を折ったり、糸を巻いたり、


以前書いた「糸巻」の行方。少し前になりますが、岡田栄造氏と、織咲誠氏が茶洛のわらび餅片手にご来店。楽しい話ばかりでココには書ききれませんが、織咲さんが蚕を飼っており、自分で糸を紡ぐ際糸巻きがないから苦労すると。「かみ添」に置いていてもオブジェ、飾り物なので、この「糸巻」を使って下さいと贈呈。

↑各パーツの美しいこと、、、。(負のデザインだな)

変な形に梱包。突起部分はハンドル。ファイリングのプロにこんなへなちょこ梱包は恥ずかしい。でもこれはこれで面白い形です。織咲さんはこういう変形梱包の時にダンポールに折り目を入れるori-ta というオリジナルのプロダクトを開発されています。(ori-taがあればどれほど気持ちよく梱包できたか)

和紙


越前より送られてきた四種の和紙。

・楮
・三椏
・雁皮
・麻

とても美しい和紙です。とあるプロジェクトの為に試し染め。各材料の個性を見極めるが難しいです。特に雁皮、これは「くせ者」です。でも「くせ者」であるほどほど美しい。

気分だけでも夏休み。

Asada Akira Academia
マラルメプロジェクト @ 京都造形芸術大学高谷氏のモーショングラフィックに釘付け。

メルボルン在住の友人とハイアット・リージェンシー京都 地下。スーパーポテト設計のTouzan Bar へ。友人はメルボルンで古い住宅(ブロック積み建築)のリノベーションに勤しんでいるそうです。

ココン烏丸 3F shin-bi 後に出来た、kara-Sへ。

子供と京都国際漫画ミュージアムへ。長男、次男は「くれよんシンちゃん」、長男の友達は「ドカベン」自分は「ワンピース」にどっぷりはまる。

東京から友人と上賀茂神社へ。木陰と小川がこの暑さを吹き飛ばします。(写真は御所舎です)

いつもお世話になっている職人さんから、文庫になった片岡義男著、「文房具を買いに」をもらう。

Sally Scott の Nikukyu no.3 購入。

Magazine for Architectual Entertainment 「PIN-UP」ざくざくに切ったレイアウトとBoldのテキスト。カーインングもざくざく。

メープルソープとコレクター DVD鑑賞。メープルソープの写真は完成しきっていて入る隙がない。良いのか、悪いのか解らない。なんでもそうだけど、1歩、2歩、歩み寄れる余白、遊び、空間がある方が個人的には好きです。パティ・スミスのポートレイトは気持ちを引っ張られる。なので結局メープルソープの写真は好きです。というか写真が好きです。

パリ02

「CALLIGRANE」から届いたペーパーサンプル。
色が強い。
厚い。
堅い。
寸法がユニーク。
スーパーマットな質感で黒や焦げ茶の上に金や銀のインクでアルファベットを記す。
金色の書き崩されたアルファベット(筆記体)とマットな黒の紙はよーく合います。いかにもヨーロッパ。(糊付けの仕方も)こういう紙を触り慣れている人が「かみ添」の紙を見て面白がるのは解る気がします。色、質、共に真逆なので新鮮なのでしょう。キーワードは大人のステイショナリー。大人はステイショナリーにこだわりをもつ(らしい、、、)アメリカの大学の基礎タイポグラフィーのクラスでCalligraphyの授業をとっていたけれど、もっとしっかり学んでおくべきでした。

パリ01


9月より、フランス、パリにある Paper Shop「CALLIGRANE」にて「かみ添」のステイショナリーが販売されます。パリ4区、ポン・ルイ・フィリップ通りにあります。(紙やグラフィック関係のお店が並ぶ通り)シテ島、ノートルダム聖堂からルイ・フィリップ橋を渡り直ぐ。ショーやパティーが頻繁に行われるパリ、インヴィテーションカード、グリーティングカードなどを探す際はまずポン・ルイ・フィリップ通りに足を運ぶらしい。オーナーさんが選ばれたのは
白地に雲母
白地に胡粉
金素引きに胡粉
銅引き無地
唐茶に薄鼠
等々、どれもシンプルなもの。「かみ添」の紙は独特な触感なのでどのような反応があるのか本当に楽しみです。ちなみに「CALLIGRANE」は黒壁に看板なし。「かみ添」のファサードと良く似ています。納品しにパリまで行きたいけど、そうもいかない。

黒=若、赤=鬼、外力、白=超力

お客様から誘われ、能装束の「蒸し干し」を見に行きました。装束の美しさは言うまでもありません。物、色、紋様、技術、圧倒的でした。何に一番驚いたかというと、能面、扇子、小道具、舞台裏まで全て見せて下さりしかも舞台上が干場なので、普段絶対に上がれない舞台上にまで上がらせて頂く。「博物館に入ると偉いものですが、この面は600年前の物で日常使いしてますと、、、」「面の裏に〜と書いてあるでしょ、これ嘘なんですよ、、、」など本当に何から何まで細かく、間近でご説明くださる。伝統とはこういうもので、特別なものとして崇めるのではなく逆に文化、歴史の凄みを軽く説明されるその口調や姿勢から本来の「文化」を感じずにはいれませんでした。

夏期休業のお知らせ

8月15日(日)〜17日(火)を夏期休業とさせて頂きます。