power mac 7500


今年の春に発刊された、季刊「禅文化」216号←(過去の蒼々たる顔ぶれが凄い、、、)にて掲載された「かみ添」のテキストが「ブログ禅」にupされています。読みたいけれど手に入らないと何度が問い合わせがあったので、是非この機会に。雑誌とは違いテキスト量も多く、普段話さない経歴の事なども書いて下さっているので面白いです。今考えれば自分の作った椅子を3Dレンダリング(母校に保管中)したいがために20歳の時に初めてかった「power mac 7500」が全ての始まりです。立体(アナログ/手作)→平面(デジタル/DTP)→平面(アナログ/古典印刷)→立体(アナログ/襖/空間)で今があります。なかなか面白いです。やっぱMACすごいな。禅文化研究所のKさん。いつもありがとうございます!

和紙と洋紙


越前の歴史ある和紙屋さんの助手として「町屋と和紙」に関しての講座にゲスト参加しました。和紙というか「紙」の歴史の話を聞く事が出来とても面白かったです。「具引き」という顔料染め(刷毛染め)をする自分にとって、「ドーサ(滲み止め)」されている、されていない関係なくなぜ三椏や雁皮は刷毛染めしにくいか解りました。前からなんとなく理解はしていたものの繊維の状態を考えれば納得です。「かみ添」で普段いかに隙間のない和紙(パルプが多く詰まった和紙)を使っているのか、、、。でもそれは決して悪い事だとは思いません!100%楮、100%三椏を使う理由があれば別ですが自分の仕事は「紙に化粧をする」事。顔料で化粧をする、木版で文様を入れる。地となる紙が「生紙」であるのは余りにも贅沢だし、自分が使い易い和紙、紙を探し試すのが大切だから。そもそもなぜ「和紙」にパルプが混ざり始めたか。やはり「戦争」に大きな理由にあるらしいです。とても興味深い話でした。こんな事を書きながら、今日も最高級和紙「雁皮」と向き合います!とても難しい仕事ですが、普段触る事も出来ない「紙の王様」を触れるだけで、こんなにありがたい事はない!上手く行けばそれはそれは奇麗だし。

お客様からのパリ情報



パリヘ旅行へ行かれたお客様が撮って下さった「CALLIGRANE」の写真。オーナーさんの言う通り他の商品には紛れずシンプルにディスプレイされています。大人なお店です。
CALLIGRANE address : 6 Rue Du Pont Louis Philippe 75004 Paris tel : 01 48 04 09 00
CALLIGRANEをご存知のたくさんのお客様が「いいお店だよ」と言ってくださったので早く行ける事を楽しみに。

白に白


白地に白。雲母地に胡粉。「潔い」けどほんの少しのキズも目立つので実は一番難しい。作り手にとってはレイヤーを増やしたり、手を加える事よりまずここから始めた方が良いと思う。能面に関しても、般若や獅子より、小面や若女の面の方が断然難しいと言ってたし。

春光院


(写真はwikpediaより)

大本山妙心寺 塔頭寺院「春光院」春光院 について、以下 voice of kyoto からのテキストです。臨済宗妙心寺派・大本山妙心寺の塔頭寺院。現在、国の重要文化財である「南蛮寺の鐘」をはじめ、切支丹灯篭や狩野永岳が描いたキリスト教シンボルが隠されている本堂・花鳥の間の襖絵など、春光院にはキリスト教との繋がりが色濃く残る。通常は非公開寺院であるためその多くを知られていないが、信長が京都の市中を絢爛豪華な馬揃えで練り歩いた安土桃山の時代より、今なおひっそりと東西の文化交配の面影をとどめる名刹である。
春光院の歴史 1590年に豊臣秀吉の家臣であり、松江開府の祖であった堀尾吉晴公により創建された。しかし、1633年に堀尾家三代・忠晴公に世継ぎがいなかったため、堀尾家はお家断絶に。そして、春光院は堀尾家と縁戚関係にあった伊勢亀山藩主の石川憲之公が檀越となり、その後石川家の菩提寺となる。
20世紀には、近代日本哲学の中心人物で、F.A.S協会の創設者でもある久松真一京大博士が春光院に庵を構えていたこともあり、禅を世界に広めた鈴木大拙文学博士も度々春光院に訪れ、久松博士と日本の近代禅文化・哲学について語りあう場ともなった。

京都南蛮事変


Japanese Decorative Gigs 2010 – 京 都 南 蛮 事 変 唐紙・襖制作で参加します。以下 voice of kyoto からのテキストです。
信長に秀吉、利休に織部。安土桃山の時代、明日散るとも知れない命を賭して戦いに明け暮れる戦国の世に突如現れた伴天連たち。16世紀の日本に突如押し寄せ、あらゆる人々の感性に衝撃を与えることとなった南蛮文化は、今なお21世紀の生活に色濃く残されています。Japanese Decorative Gigs 2010 では、「南蛮渡来」をテーマに若手染織作家によるきものコレクションをはじめ、微細な光の陰影にきらめく、この日のためだけに誂えた唐紙の襖とグラフィックアーティストによる極彩色の南蛮襖絵。そして、その先に広がるサロンでは創作和菓子でのおもてなしなどを取り揃え、二日限りのGigを繰り広げます。会場となるのは、「南蛮寺の鐘」が残る妙心寺 本山塔頭の「春光院」。南蛮に縁ある非公開寺院にて、今の時代の感性で織りなす南蛮模様のひと時をお楽しみ下さい。

木と紙と古いもの展


黒谷の和紙職人、ハタノワタルさんからDMが届きました。
木と紙と古いもの展
開催日:2010年 11月3日(水)~7日(日)
時 間:10:00~18:00 最終日は17:00まで
場 所:綾部市交流プラザ

以前「かみ添」にお越し頂き色々お話しました。和紙とか職人とかのステレオタイプには捕われない新しい人だなと。(けど根っからの職人さんです)彼の活動は今後大注目です!ちなみに綾部市交流プラザは余知られていませんが、安藤忠雄氏設計です。

箔染


お問い合わせの多いポチ袋。連休前に一気に制作しました。ざらっとした紙肌に雲母より光沢度の高い顔料で化粧する。質感が変わる様がとても面白いです。あまりない。手染めとは思えないこの光沢感が少し贅沢なポチです。

耳の重なり


薄楮4匁。なかなか表に出る事のない紙です。金を薄くといて微妙に化粧。ほとんど解らないくらい薄く金化粧。そうする事でどこにもない紙になります。湿してアイロンかけて大きなシワを伸ばします。
柾判でこの仕上げを400枚。結構な仕事ですが、たくさんの方に見て頂けると思うと、ちょっと興奮します。いつもの事ですが紙の重なりの断片は「絵的」に好きです。

きもの


京都きものパスポート2010年優待店舗として紹介されています。11/5(金)~11/7(日)は重要文化財 杉本家住宅の一般公開。無料です。この機会に是非。

Casa BRUTUS

マガジンワールド発行 Casa BRUTUS travel 「京都入門」京都デザイン土産にて紹介されています。買いに行きたい30軒の1つに!ありがとうございます。

遠くから見ることで、近くから見る目を養う



Villa-Kujoyama で研究されていた作家さん(小説家)からの注文で化粧した紙。本カバーの為の「緑色の紙」。「緑」といっても幅は限りなく広いし、「緑の紙」なんていくらでもあるのに、手染め、化粧した紙をご注文くださるのは何か理由が有るのでしょう。萌葱色二枚の写真は同じ紙です。角度、反射でこれだけ色が変わります。