東京、飲食店、和室入口戸襖。墨染、小判張り。光道コントロール可能な照明が使われるらしく襖が納まっ「空間」としての仕上がりが楽しみです。襖になって、灯りがあたり、人にみられ、触られて、” 使われて “やっと完成です。一材料のようで、完全別注。製品でもなければ作品でもない「かみ添」の紙が色々な場所に納まっていくのは感動です。ありがたい。設計士さんと仕様を決め、表具師さんに張ってもらう。自分の仕事は「カミ」に化粧をする事です。
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「からむしを績む」
KYOTO exhibition:からむしの布編纂室
福島県会津地方の山深くにその村はあります。穏やかな風景、穏やかな気質、穏やかな時間があります。そうして、それらに促されるように、日々の生活のなかで、植物から糸を績み、布を織る営みを手がけるひとたちがいます。村の名前は昭和村、植物は「からむし」といいます。小さな村の小さな営みですが、一枚一枚の布は、他の何ものにもない、かけがえのなさに満ちています。宿されたその気配を伝えたく、一冊の本をつくりました。このたびの展覧会では関連する写真や言葉、道具を展示します。本とともに、ひとりでも多くの方と昭和村のからむしに託されてきた世界を共有できたらうれしいです。
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言葉 鞍田崇
写真 田村尚子
物 渡し舟
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2021.07.23-27
12.00-18.00 *7/24は16時まで
かみ添 @kamisoe_kyoto
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