柿渋染め。1Fは土間で涼しく仕事にはもってこい、けど濃度の濃い渋を使うので匂いが充満する。2Fは蒸せるような暑さ、クーラーをいれたいけどクーラーをいれると直ぐ乾き、紙がパリパリになる。2F工房で、部屋中ムンムン柿渋の匂いをさせての仕事。この匂いを嫌がる人が多いけど、自分は大丈夫。柿渋の匂いは全然大丈夫。(ちなみに漆もかぶれない、天然素材を扱う仕事は実は天職?)先斗町、割烹料理屋の屏風の張り替えです。少し工夫をした「染」なので納まり見るのが今から楽しみです。
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「からむしを績む」
KYOTO exhibition:からむしの布編纂室
福島県会津地方の山深くにその村はあります。穏やかな風景、穏やかな気質、穏やかな時間があります。そうして、それらに促されるように、日々の生活のなかで、植物から糸を績み、布を織る営みを手がけるひとたちがいます。村の名前は昭和村、植物は「からむし」といいます。小さな村の小さな営みですが、一枚一枚の布は、他の何ものにもない、かけがえのなさに満ちています。宿されたその気配を伝えたく、一冊の本をつくりました。このたびの展覧会では関連する写真や言葉、道具を展示します。本とともに、ひとりでも多くの方と昭和村のからむしに託されてきた世界を共有できたらうれしいです。
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言葉 鞍田崇
写真 田村尚子
物 渡し舟
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2021.07.23-27
12.00-18.00 *7/24は16時まで
かみ添 @kamisoe_kyoto
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